この記事は feedforce Advent Calendar 2017 の 11 日目の記事です
前回は、Waka F のNY旅行の話でした。アドベントカレンダーでまさかのYouTubeでした。すごい!
さて、ニューヨーク旅行からのこちらは、みなさんご存知、どうぶつタワーバトルのお話です
アドベントカレンダーにかこつけて、どうぶつタワーバトルを社内で流行させるべく、プレゼンいたします
どうぶつタワーバトルとは!?
どうぶつタワーバトルは、12月初旬ころから爆発的に流行しているe-sportsです
どんなゲームなの
物理エンジンで構築された世界で、2人オンライン対戦でどうぶつさんを交互に積み上げて、バランスを崩して、盤の外に落としたほうが負けというゲームです。シンプル!
どうぶつタワーバトルの何がすごいか?
上で見たように、ぱっとみゆるふわな低年齢向けのパズルゲームに見えますが... 運と、技術介入要素のバランスが大変絶妙で、カードゲームやボドゲ好きな人が次々と沼に落ています
以下は沼にはまった、マジック・ザ・ギャザリングの日本人プロプレイヤーの市川佑樹さん (DTBはどうぶつタワーバトルの略称。1600-1700はレーティングで、RAGEはe-sportsのイベント名です)
DTB1600-1700の間を行き来。負けた時に「どこに置けば良かったか」「むしろ一手前が悪手」「キリンの受け入れを考えていなかった」「パンダを安易に置きすぎて相手を楽にさせてしまった」などの反省点が噴出。RAGEでDTB頼む。
— Yuuki Ichikawa (@serra2020) 2017年12月4日
運ゲーとしてのどうぶつタワーバトル
このゲーム、何も考えないでプレイすると運ゲーになります
ランダムに出るどうぶつを乗せ合うので、最終的に乗せらせられないどうぶつが出てきたプレイヤーが負けになるためですね
下の画像は、終盤に面積が広いキリンを引いた様子。これはかなり辛いです
ただ、運ゲーだからといって面白くないかというと別で、後半ギリギリの展開で何を引くか...!? というシーンではかなり手に汗を握ります...!
技術介入ゲーとしてのどうぶつタワーバトル
とはいえ、どうぶつタワーバトルは、ただの運ゲーというわけではなく、かなりの技術介入要素があります
何も考えず積むのではなく、戦略を練ることと、将棋の棋譜のようにパターンを知ることで勝率をかなり上げることができます
どんな戦略があるの
シンプルな戦略では「奇をてらったことはしない」というのがあります。対戦中やプレイ動画で見られるスーパープレイを「ようし、俺もやってやるぜ!」なんてマネすると大体死にます
しばらくは我慢して、安定する置き方を覚えましょう。レートの低いうちは、自分が死なないプレイをしていると、結構な確率で相手が自滅して勝ちになります
自分もこれに気がついてから、だいぶ勝率が上がりました
技術介入要素まとめ
そんな感じで、運ゲーに見せかけて、気付きをプレイスタイルに取り込むと、結構わかりやすく勝率が上がります
また、レーティングという形で、自分の強さが可視化されているので、数値ベースにPDCAサイクルを廻しやすいのもポイントです
運と技術介入要素のバランスの良いゲームは良ゲー
持論ですが 運と技術介入要素のバランスの良いゲームは良ゲー と思っています
なぜなら、運要素がゼロだと、強い相手には絶対に勝てないので、初心者には面白みが薄く、取っ掛かりも悪いです。また、盛り上がりにも欠けます (そっちのほうがストイックで好きという人も居ると思いますが)
また逆に、すごろくのように、運要素のみだと一時的には盛り上がりますが、すぐに飽きてしまいます
どうぶつタワーバトルや、一部のカードゲームのように運と技術介入要素のバランスが良いと、引きに一喜一憂して盛り上がりつつも、さらに、自分の工夫で勝率が上がっていくいう楽しみを得ることができます
まとめ
どうぶつタワーバトルは、ゆるふわな見た目にも関わらず、運と技術介入要素のバランスが良い
運と技術介入要素のバランスの良いゲームは良ゲー
すなわち、どうぶつタワーバトルは良ゲー
みんなもやってみよう
iPhone、アンドロイドでプレイ可能です!
明日のアドベントカレンダーは
mizukmb の「新卒エンジニアの生態について」です! お楽しみに!!