デジタルマーケターとWeb担当者のためのGoogle&Yahoo!タグマネージャーの教科書
- 作者: 海老澤澄夫
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2016/12/22
- メディア: Kindle版
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Chapter1 タグ & タグマネージメント概論
タグ: 外部のサービスを呼び出すためのコード
インターネットのトリプルメディア
- owned media : 自社メディア
- paid media : 広告
- earned media : ソーシャルメディア
- earn: 稼ぐ、儲ける
- 信頼や評判を稼ぐメディア
ターゲティング: ユーザの行動によってコンテンツを変える手法
- 再訪を促すために外部のサイトに広告を露出する機能
- それの為に必要なタグ → リマーケティングタグ
動的リマーケティング(データフィード広告)
- 離脱前の深度や購入しようとした商品によって、表示を切り替える広告
- サービスの情報を事前に広告ネットワークに提供(フィードしておく)ので「データフィード広告」
DMP(Data Management Platform)
- 行動履歴から、ユーザを分類
- セグメントに応じて広告を表示する
- オーディエンス拡張
- 購買したユーザに行動履歴が似ているユーザに広告を表示する
タグの複雑化によって起きる課題
- 効果的な広告のために複数のタグをサイトに埋める必要がある
- 行動分析用、広告表示用、レコメンド用...
- 変更・追加の度にHTMLの修正が必要
- サイトによっては開発者に依頼する必要がある
- 開発者が外注や他部署だとたいへん
- 複数ページにタグを埋めると、漏れが発生したりする
- テスト書けよ or 共通化しろよと思う
- javascriptエラー発生時の影響
- これって、タグマネジャーだと解決するものなの?
そこでタグマネージメントですよ
- ワンタグ → 外部のjavascriptコードを呼び出すためのjavascript
- コンテナ方式
- 1つのコンテナから、複数のタグを呼び出す
- ページ毎に異なるタグを呼ぶのはできない
- クライアント方式
- タグマネージャーサーバから、必要なタグをページや条件毎に出力
- ページ毎の変数、ユーザのアクションなど
- エラー検知(GTMのエラー検知方法を知らない
- タグのバージョン管理
- 動作検証
タグマネージメントの未来
ここまでの感想
- タグマネージャーって突き詰めると、広告やアクセス解析者といったマーケティングの人とエンジニアが乖離したために生まれた「妥協の産物」のような気もしないでもない
- けど、エンジニアからの分離って進歩と捉えても良いことだよね
- 「タグマネージャーを使って、手でタグを埋める時代」は早晩終わりそうな気もする
- あと、オープンなwebと広告文化の相性の悪さが気になってしょうがない
- webの未来を決める人と、広告文化はケンカの歴史とも思える
- どうなっていくんでしょうね
Chapter2 「Googleタグマネージャ」の導入と活用
TODO.
Chapter3 「Yahoo! タグマネージャ」の導入と活用
YTMを使う予定がないので割愛
Chapter4 タグマネジメントツールの導入と活用
TODO.
Chapter5 タグマネージメントにおいて便利なツールとノウハウ
だいたい知っていた
ビーコン: タグによって送信されるHTTPリクエスト
requestb.in
https://requestb.in/requestb.in
エンドポイントを作成して、どのようなリクエストが来ているかチェックするサービス APIのテストや動作確認に使う用途らしい
WASP.inspector
ページが、どんな外部jsを呼び出しているか一覧できるChrome機能拡張
Appendix タグを支える技術
基礎的なHTTP、HTML、css、jsの解説